2022年4月にオープンしたTHE CLUBHOUSE。
コロナ渦が少し落ち着き、人々が海外旅へと動き始めた12月。
一通のDMが届いた。
送り主は韓国人の男。
@Wonlytoon
その前の月に初めての海外からの来客となった韓国人女子二人組が書いてくれたGoogleの口コミを読んで、Wonlyは今月九州を訪れるのでTHE CLUBHOUSEを訪れたいと連絡してきた。
福岡と韓国は近い。直線距離にすると大阪に行くのと同じぐらいの距離だ。
彼が店に来た日、私たちは3時間ぐらいテニスについて語り合った。
韓国ではテニスブームが起こっているという。その日の夜たまたまテニスをする予定だったので彼をテニスに誘った。家族と一緒に旅行に来ていた彼は一瞬迷ったが、道具を貸すからおいでと誘うと参加を決めた。僕たちは一緒にテニスをして楽しんだ。初めての日本でのテニスは新鮮な様子だった。彼をホテルまで送って再会を約束した。

その後、韓国からの来客が少しずつ増え始めた。毎週何組かが訪れるようになり、やがて毎日のように韓国人が来るようになった。
来店した人たちに「どうやってこの店を知ったの?」と聞くと、多くの人が「@Wonlytoonのブログを読んだ」と答えた。
彼のブログは韓国テニスピープルの間で良く知られる存在だった。イラストレーターでもある彼はTHE CLUBHOUSEのお店を描いたイラストを送ってくれた。



2023年4月、1周年の時に私は彼のイラストを1周年記念Tシャツにした。
そして5月のグラスコート佐賀テニスクラブでのイベントに彼を誘うと、彼は仲間たちを連れて参加してくれた。イベントのゲストは、同じく韓国テニスシーンに興味を持ちWonlyと交流していたという宇野真彩さんにお願いした。イベントの前日には韓国チームと宇野さんと舞鶴公園でテニスをして、中洲辺りで飲んだのが懐かしい。みんなエネルギッシュだった。仕事もテニスも(飲みも!)全力投球する仲間だ。

以来、Wonlytoonは僕の大切な友人である。
本名は違うが、いつもインスタグラムでやり取りをするので勝手にWonlytoonと呼んでいる。
昨年は東京で開催したTHE CLUBHOUSE TOURにも来てくれて、一緒にジャパンオープンを観戦した。ソウルのテニスコートやテニスショップを一緒に回り、案内してくれたこともある。
彼はいつもスマホでとんでもない量の写真や動画を撮影し、とんでもないペースでインスタグラムやブログで発信を続ける。テニスをすれば誰よりも楽しそうにハッスルして周りを盛り上げる。テニスコートでは声がデカい笑。酒が弱いWonlyは飲み会では顔を真っ赤にしながら忙しそうにインスタの投稿をしている。 新婚旅行ではヨーロッパを訪れ、憧れのラファエル・ナダルが経営するナダルアカデミーにも足を運んだ。テニスを始めてまだ数年なのに、ウィンブルドンにも全仏オープンにも訪れ、世界中のテニスを見て誰よりもテニスを楽しんでいる。

彼はアジアのテニスブームのど真ん中にいる。彼自身がアジアで今起きているテニスブームのドキュメンタリーの主人公のようだ。
そんな彼が、今日ソウルにお店をオープンする。

Wonlyの愛情と情熱が詰まったお店がどんな空間になるのか楽しみだ。
近いうちに訪れて、また一緒にテニスをしたい。
Racquet Bear Club
韓国 Seoul, Gangdong-gu, Pungseong-ro 35-gil 31






