こんにちは
大濠公園の近くにあるテニスショップTHE CLUBHOUSE店長の池辺です。
今日は8月25日発売になったBABOLATのPURE AEROのご紹介です。
前作が発売になったのが2018年9月だったと思うので、4年ぶりの新アエロですね!
ピュアアエロといえばナダル選手なのですが、若手3人を前面に押し出すようなパッケージとなっています。
今回のUSOPEN第3シードのアルカラス選手
第6シードのオジェアリアシム選手
2021年のUSOPEN準優勝のフェルナンデス選手
勢いのある3名が現在使用しています。
アルカラス選手は100インチではないかもしれませんが…
さて今回はそんな新ピュアアエロの変更点を探っていこうと思います。
細かいところまで見ていきましょう!
まず見た目、最近では珍しいツヤツヤのグロス塗装となっています。
マットな塗装もカッコいいですが、グロス塗装はナイトセッションで映えそうです!
黄色から蛍光イエローに変わったことで、グリップのロゴの色も変更。
フレーム内側のサメ肌のようなツブツブが消えました。
ストリングパターンがタイトになったので、当然ホールの配置も違います。
では搭載テクノロジーも見ていきましょう。
ウーファーシステムはバボラの代名詞でもありますから当然搭載されています。
FSI SPINも変わらずではありますが、スピングロメットはというと…
このようにホールの形状が違います。
スピンのかけやすさという点だけでいえば、タイトなストリングパターンも相まって、前作に軍配があがりそうですね。
AERO MODULAR³はもちろんそのまま。
しかし、2007年モデルから少しずつ変わりながらも搭載されてたCORTEXシステムがなくなり、NF²-TECHが搭載されています。
フェイスの3時9時の部分、グリップ部分に亜麻(リネン)が入っており、衝撃を吸収してくれるというものですね。
これのおかげか、前作よりも打球音が高音になっているようです。
また、カタログで気になる数値がありまして、RA値といわれるラケットのしなりやすさの数字なのですが
前作はRA 71
今作はRA 69
となっており、新作は前作よりもしなりやすいフレームになっているようです。
しかし、スロートの形状を見ると
前作の方が深く切り込んであり、新作の方がスロート周辺はカッチリしていそうですよね。
しなりやすいけど、ブレないといった感じでしょうか?
さて、個人的に気付いた変更点を見ていきましたが、今回のはあくまでも
100インチ300gのモデルであるピュアアエロ、ピュアアエロ+においてのお話です。
9月に発売になるピュアアエロチームはまた少し違いますのでお間違えのないようにお気を付けください。
総評としましては
新作のピュアアエロは、「とにかくスピン!!」というものではなく、何でもできるスピン系ラケットというものになると思います。
スピン量の多いグランドストロークだけでなく、ボレーやドロップなどのタッチ系ショットもこなさなくてはならない、今の世代の選手にとっての勝てる1本なのではないでしょうか。
興味を持った方はこちらからご購入いただけます。
いやいや、やっぱりピュアアエロはスピンがかかってなんぼだよ!
という方は前作もまだ在庫がございます!
店頭には新ピュアアエロの試打ラケットもご準備しております。
お近くの方は是非試してみてください。
新ピュアアエロ、順次ほかのスペックも発売となります。
お楽しみに!
以上。店長の池辺でした。